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新人も実務で使える
タクシードライバー業界用語
<虎の巻>

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タクシードライバー業界用語
<虎の巻>
目次

タクシー業界では、乗務中に素早く正確に情報をやり取りするために、独自の専門用語が使われています。ここでは、京都で活躍するタクシードライバーの皆さんに、現場でよく使う言葉を教えていただきました。

新人が最初に覚えたい
基本用語

流し・付け待ち

車道を走るタクシー

「流し」とは、タクシーを走らせながら乗客を探す営業方法のことです。人通りの多い繁華街や駅周辺など、乗客が見込まれるエリアで行われることが多く、観光客の行き来が絶えない京都でも日常的に用いられています。

一方「付け待ち」は、駅やホテルなどに停車して乗客を待つ方法です。

実車

タクシーに乗客を乗せて走行している状態のことです。無線連絡時に「今、実車中です」「実車で〇〇駅へ向かっています」といった使い方をします。

洛陽交運ドライバーの虎の巻

「メーターを回すときの実車ボタン、スーパーサイン(車両の表示灯)には赤文字で『賃走』と表示されるんです。最初は『実車』と『賃走』をよく間違えて、『実車だよ』って注意されました。」
(洛陽交運ドライバーの声)

あんこ・本番

「あんこ」とは、自分の担当車両を持たず、他のドライバーの車両を借りて乗務する人のことを指します。例えば、先輩の車を使わせてもらう新人がこう呼ばれることがあり、「○○号車、昨日はあんこさんが乗務した」といった使い方をします。

対して、自分の担当車両を持つドライバーのことを「本番」と呼びます。洛陽交運の2車3人制の現場では、「あんこ」と「本番」はセットで使われる言葉です。

※関西と関東で意味が異なり、関東では車が前後に挟まれて動けない状態をあんこと呼びます。

配車・無線・流しで
使われる言葉

現着

洛陽交運のタクシー

「現場に到着した」の略です。電話や配車アプリで配車依頼があり、呼ばれた場所に到着した際に使われます。「いま現着しました」と配車センターに連絡を入れるのが一般的です。

有線

電話することを「有線」と呼びます。タクシーは無線通信でのやり取りが基本なことから、電話を有線と呼ぶようになったと言われています。個人的な連絡や業務指示を受ける場合は無線で「〇〇号車、会社有線お願いします」と指示されますが、これは「会社に電話をかけてください」という意味です。

羽子板

無線機の子機のことです。形が羽子板に似ているため「羽子板」と呼ばれます。

洛陽交運ドライバーの虎の巻

「羽子板を使って無線通信したり、配車情報が配信されたりするので、『ちゃんと羽子板を見てください』『羽子板の指示に従ってください』と教えられます。ドライバーは羽子板を見ながら動くのが基本です。」
(洛陽交運ドライバーの声)

勤務・売上に関する用語

現収・未収

現金払いを「現収」、クレジットカードや電子マネーなど、後日会社に入金される決済方法を「未収」と呼びます。法人契約など後日まとめて請求する売掛金も「未収」として扱います。

洛陽交運ドライバーの虎の巻

「現収か未収かきちんと確認しないと、未収なのに現金も二重でいただいてしまう可能性があるので要注意です。」
(洛陽交運ドライバーの声)

お帳面

料亭やお茶屋など、京都の花街を中心に見られる掛け払いの仕組みのことです。乗車時には運賃を受け取らず、後日まとめて清算します。記録そのものを指す場合もあれば、精算の手続き自体を指す場合もあります。

洛陽交運ドライバーの虎の巻

「芸妓さん・舞妓さんに対応する京都ならではです。お茶屋さんごとにお帳面があり、その場では支払わず後で精算します。」
(洛陽交運ドライバーの声)

ワンメーター

初乗り運賃の距離帯、またはその料金で乗車する乗客のことを「ワンメーター」と呼びます。短距離案件を指す言葉として、ドライバー同士の会話で使われます。

ワンメーターの乗客に連れて行ってもらった先で、今度は数千円の乗客と出会えることもあり、短距離だからといって次の展開がないわけではないのがタクシードライバーの仕事の面白さのひとつです。

ロング・空帰り

洛陽交運のタクシー

「ロング」とは、通常より長い距離を利用する乗客のことです。何円以上をロングと呼ぶかはエリアや会社によって異なりますが、高速道路を利用するような長距離案件はロングに該当する傾向にあります。

長距離を走ったあと、目的地付近で次の乗客を見つけられるかどうかもドライバーにとって重要です。乗客のいない「空車」の状態で営業所まで戻ることを「空(から)帰り」と言います。

京都ならではの「行き先」の表現

業界用語に加えて、京都では地元特有の言い回しも日常的に使われます。なかでも新人ドライバーが戸惑いやすいのが、行き先の伝え方です。

「烏丸を上がって、東に入る」とは?

京都では、タクシーで行き先を伝える際に「〇〇町の何番地まで」と住所ではなく、縦の道(南北の道)、横の道(東西の道)で目的地を伝える習慣があります。

京都市内

例えば、北に向かうことを「上がる」、南に向かうことを「下がる」、東西方向へ進むことを「入る」と言います。

「烏丸を上がって」と言われたら烏丸通を北へ、「東に入って」と言われたら東へ進みます。道の名前と「上がる・下がる・入る」を組み合わせて目的地を伝えるのが京都流のため、地元出身者以外だと慣れないうちは戸惑うかもしれませんが、乗務するうえでは早めに押さえておきたい表現です。

京都の道を覚えるための「丸竹夷(まるたけえびす)」

丸竹夷(まるたけえびす)は、京都の道を覚えるためのわらべ歌です。丸太町通、竹屋町通、夷川(えびすがわ)通など、京都中心部の東西の通りが順番に歌詞に登場します。そのため歌詞を覚えることで、自然と通りの名前と順番を覚えることが可能です。南北の通りを覚える数え唄は「寺御幸(てらごこ)」と言います。

洛陽交運ドライバーの虎の巻

「地元の人は、小中学生の時に歌った覚えがあると思います。タクシードライバーになった今でも、道を把握するときに『丸、竹…次だな』と心の中で歌っています。」
(洛陽交運ドライバーの声)

この記事のまとめ
用語に慣れると仕事がスムーズになる理由

業界用語を身につけると、無線のやり取りが短く済み、運転への集中を切らさずに済む場面が増えます。用語はいわば「現場の共通言語」で、知っているだけで先輩や配車センターとの意思疎通がスムーズになります。

ただし、全国共通の言葉もあれば、地域や会社によって意味が異なるものもあります。「あんこ」ひとつとっても、関西と関東では指す意味が違います。わからない用語はその場で確認しながら覚えていくことで、業務の流れが徐々につかめるようになります。

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監修洛陽交運株式会社(ヤサカグループ)
無理なく働ける仕組み
ドライバーの毎日を支える
※動画引用元:洛陽交運採用公式HP「会社紹介ムービー」
(https://job-gear.net/rakuyo/all/WZa_1_10_AOID,ID/CLmovie.htm)

1949年創業の洛陽交運は、京都でタクシー事業を展開するヤサカグループの一社です。ヤサカグループの一翼を担う存在として、勤務体制や社内設備を整えながら、京都でタクシー事業を続けてきました。京都市民からは「ラクヨー」と呼ばれ、地域に根付いた存在として長きにわたり親しまれています。
また、ドライバーが無理なく仕事を続けられるよう「2車3人制」などの勤務体制を導入し、働き方の工夫を行っています。実際に、異業種から転職して現在ベテランドライバーとして活躍している社員も在籍しています。

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中途採用情報

※2026年4月調査時点

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男女問わず
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多く在籍
職種
タクシードライバー
雇用形態
正社員
本社所在地
アクセス
京都市南区西九条森本町65
近鉄京都線「十条駅」より徒歩1分
勤務地
京都市域全般
長岡京市、宇治市、京田辺市、木津川市など
周辺地域を含む
出勤時間
5:00~15:00までの自由出社
出庫時より10時間・休憩1時間30分を含む 
※最大14時間勤務可能
休日
月10~11日(シフト制、2勤1休)
必要資格
普通免許(1年以上)
参照元:洛陽交運採用公式HP「募集要項」(https://job-gear.net/rakuyo2/all/SAP_1_20_DUD%2CID/MLkyujin_l.htm
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  • 日々の新たな出会いを楽しめる方
  • 安全運転を当たり前に続けられる方

京都は、季節や時間帯によって人の流れが変わる街です。変化を楽しみ、前向きに取り組める方ほど、この仕事の面白さを感じやすいでしょう。

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