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修学旅行で稼げる
京都のタクシー会社
-「予約で積む」稼ぎ方-

「タクシーは歩合制だから、お客様をお乗せできなければ収入が安定しないのでは」と、40代、50代からの転職を考える際に不安を感じる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし京都には、毎年同じ季節に「予約で決まって入る仕事」があります。その代表が修学旅行の「タクシー研修」です。

本記事では、修学旅行の仕事がなぜ収入アップにつながるのか、そしてその仕事が回ってくるタクシー会社をどう見分けるかを詳しく解説します。

京都ならではの仕事
「修学旅行のタクシー研修」とは?

修学旅行の「班別自主研修」をご存じでしょうか。生徒数名が1つの班となり、タクシーを1台貸し切って京都市内の名所を巡る学習プログラムです。ドライバーは運転だけでなく、道案内や時間管理、観光解説までを担う「班のガイド役」を務めます。

京都市の「京都観光総合調査」によると、京都市を訪れた修学旅行生は令和7年(2025年)で約67万人。そのうち約7割(67.2%)を中学生が占めており、修学旅行シーズンは京都のタクシー業界にとって欠かせない稼ぎ時となっています。

参照元:京都市公式HP「令和7(2025)年 京都観光総合調査」(https://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000354591.html)

一般乗務との違い

一般乗務では、街中を走りながら手を挙げるお客様をお乗せする「流し営業」が基本です。天候や時間帯によっては、なかなかお客様をお乗せできない時間も生まれます。

一方、修学旅行のタクシー研修は事前に予約が確定している仕事です。「何時から何時まで」と最初から決まっているため、お客様を探して走り回る必要がありません。

修学旅行を担当する1日の流れ

朝、旅館やホテルの前で生徒たちと合流し、清水寺や金閣寺などの名所を巡りながら歴史や見どころを解説します。昼食場所への送迎や拝観時間に合わせたコース調整、記念撮影のお手伝いなどをこなし、夕方に宿泊先へ送り届けたら終了です。

貸切は4時間・8時間といった時間単位で設定されていることが多く、生徒たちの「特別な一日」を丸ごとサポートする仕事と言えます。

修学旅行の仕事で
収入が上がる理由

1件あたりの売上が大きい

京都市域のタクシー運賃は2025年8月6日に改定されました。改定後の京都市内のタクシー会社の料金表を見ると、時間制の貸切運賃は普通車で4時間25,600円・8時間51,200円、ジャンボタクシーで4時間33,200円・8時間66,400円といった水準です。

給与の一部が売上(運収)に応じて決まる会社であれば、1件で数万円の売上が確定する修学旅行は、そのまま収入の底上げにつながります。

空車で走る時間がない

流し営業では、お客様を乗せずに走る(売上にならない)「空車時間」がどうしても発生します。しかし修学旅行の貸切では、予約が入っている時間はすべてが売上になる時間です。お客様を探すロスがなく、時間あたりの効率がとても高い仕事と言えます。

春と秋の繁忙期に集中して稼げる

修学旅行生の来訪には季節の波があり、春(5月)や秋(10月・11月)などに集中しています。

繁忙期には修学旅行の予約が続けて入るため、月単位の収入が大きく伸びるドライバーも少なくありません。

修学旅行の仕事がある
会社の選び方

修学旅行で稼げるかどうかは、個人の努力だけでなく「会社にその仕事が入ってくるか」に大きく左右されます。会社選びの際に確認したいポイントをご紹介します。

学校・旅行代理店との契約実績があるか

修学旅行の配車は、旅行代理店を通じてまとまった台数で依頼されるケースが多くあります。新たに契約を得るのは簡単ではないため、長年の取引実績がある会社かどうかは重要な判断材料です。あわせて、班の人数に対応できるジャンボタクシーやミニバンなどの車両を保有しているかも確認しましょう。

ドライバー向けの研修体制が整っているか

仕事を受注できても、対応できるドライバーがいなければ意味がありません。修学旅行担当向けの研修やマニュアルがあるか、シーズン前に研修会を行っているかを確認しましょう。グループ全体で仕事を分け合える規模の会社であれば、一人ひとりのドライバーに仕事が行き渡りやすくなります。

お客様を集める手段(予約の入り口)が多いか

修学旅行だけでなく、一般の観光予約や空港送迎など複数の予約経路を持つ会社は、年間を通じて仕事量が安定しています。会社説明会では「どのような方法でお客様を集めているか」をぜひ質問してみてください。

未経験から修学旅行の担当になる
ステップ

入社していきなり修学旅行の担当を任されるわけではありません。以下のようなステップを踏んで、段階的にプロフェッショナルを目指していきます。

ステップ1:普通自動車第二種免許を取得する

まずはタクシードライバーに必要な「普通自動車第二種免許」を取得します。取得費用を会社が負担する制度を設けている会社も多く、自己負担なく始められるケースがあります。

ステップ2:一般乗務員として地理と接客を学ぶ

免許取得後は、一般乗務員としてデビューします。京都は一方通行や細い路地が多く、季節や時間帯によって交通事情も大きく変わる街です。日々の乗務を通じて道や抜け道を身体で覚え、安全運転と丁寧な接客の技術を磨いていきます。

ステップ3:社内研修・選抜を経て担当ドライバーへ

数年の経験を積み、無事故・無違反などの条件をクリアした後、社内研修や選抜試験を経て修学旅行の担当ドライバーへステップアップするのが一般的な流れです。

知っておきたい注意点

修学旅行ならではの責任があることも知っておきましょう。お客様が生徒(未成年)であるぶん、安全管理と時間管理にはいっそうの注意が求められます。拝観時間に間に合わせるためのコース調整や、雨の日のルート変更の判断も、ドライバーの腕の見せどころです。

その一方で、生徒たちから「楽しかった!」「ありがとうございました!」と直接感謝の言葉をもらえる場面も多く、大きなやりがいを感じられる仕事です。

修学旅行シーズン以外は
どうやって稼ぐ?

修学旅行は春と秋に集中するため、「夏や冬はどうするの?」と気になる方もいるでしょう。結論から言えば、修学旅行だけに頼る必要はありません。

オフシーズンを支える予約の仕事

修学旅行のオフシーズンには、一般の観光予約やビジネス送迎、空港への定額送迎など、ほかの予約型の仕事があります。京都は夏の祇園祭や冬のライトアップなど、一年を通じて観光需要が途切れない街です。複数の予約経路を持つ会社であれば、季節を問わず仕事を確保できます。

予約の比率が高い会社は収入が安定しやすい

予約による仕事の比率が高い会社ほど、季節や天候に左右されにくい収入を得やすくなります。前述の「予約の入り口が多いか」というチェックポイントは、オフシーズンの稼ぎ方にもそのまま当てはまります。

この記事のまとめ
「予約で積む」稼ぎ方ができる
会社選びがカギ

京都を訪れる修学旅行生は年間約67万人。春と秋の繁忙期には1件数万円の貸切予約が入り、空車時間なく売上を積み上げられるのが、修学旅行の仕事の大きな強みです。

ただし、その仕事が回ってくるかどうかは会社次第です。修学旅行以外にも通年で予約の仕事が豊富な会社であれば、シーズンを問わず安定した収入が見込めます。このサイトの監修会社である洛陽交運もそんなタクシー会社の1社。説明会も行っているようなので、あわせて参考にしてみてください。